クラゴン部屋

師範代


クラゴン部屋の師範代はこのユーノスロードスター!

2005年1月に39万円で購入した、H6年式78000キロ(購入時)+修復暦アリの中古車です。クラゴンのアシとしての移動から、親方走見、引っ張り稽古、カメラカー、コース設定、時には教習車となって、弟子のみなさんの上達をサポートします。


EUNOS ROADSTER 1800スペシャルパッケージ シリーズT

メンテ歴
2009年 8月
12万5000km
タイヤ交換 ディレッチャZ1
2007年 11月
11万1500km
パワステ汁事件
F/Rブレーキパッド交換(スーテク)
F/RブレーキキャリパーOH
クラッチレリーズOH
2007年 3月 タイヤ交換 ADVAN NEOVA
2006年 10月
9万8100km
タイミングベルト交換
2006年 3月
9万kmくらい
タイヤ ADVAN NEOVA
オーリンズ装着
全ブッシュ交換
2005年 1月
7万8000km
クラゴン部屋ロードスター購入



TUNING

エンジン リビルド品、補償 つまり純正
シャシー 4点式ロールバー
純正フルブッシュ交換
サスペンション 親方オーリンズ SPEC上達 (オーリンズPCV車高調キット)
タイヤ 185/60−14
ホイール NA8純正バフがけホイール
ブレーキ スーテク
スーテク
その他 バケットシート(SPARCO REV)
ローダウンシートレール(La Strada)

CONCEPT
 
 当然ながらクラゴン部屋の教習車として使うつもりだったので、速さよりも上達するクルマかどうかが最優先。素性がいいというと俗っぽいけど、チューニングをしなくてもちゃんと走ることも重視しました。もちろん自分の走るステージにあわせたチューニングはいいと思うけど、ノーマルじゃ話にならないようなクルマは、パーツをつけることで良くなるわけじゃなくて、もともと悪かったのがマシになってるだけ。チューニングに使う金があったら、メンテと走行料に回すほうが絶対に上達します。

クルマ選びでいえば、維持費が安くて余計なことを気にしないでいっぱい走れるのもポイント。修復アリだから相場よりも15万円くらい安かったのもバッチリ。修復アリでも全く問題ないですよ。そんなこと言ったら、レーシングカーなんかみんな修復暦アリだし。ちゃんと直してあれば超お買い得車です。全体を見てシャキッとしてて、試乗してもなんとなく剛性感があって、ステアリングレスポンスがしっかりしてたから決めちゃいました。専門ショップお墨付きの程度です。買ってすぐにラジエーターから汁が出て、補償でエンジン関係が全部新品になったのもオイシイなあ。今となっては(笑)。

ウオーターポンプ、ラジエター、ホース類は交換済みで、古いクルマにありがちなトラブルが出ないようにもしています。どこか壊れると別のところも壊れるもんだしね。もう13年モノですが、特に困らされることなく走ってます。

1年の熟成を経て、完全にヘタった純正Sスペシャルのサスに決別し、紆余曲折の末オーリンズに変更! オーリンズというとみんなサーキット仕様だと思うみたいだけど、コンセプトはあくまでも師範代。サーキットのタイムと師範代としての資質は相反するものなので、タイムをウンヌンしはじめると結局は中途半端になってしまうものです。

まずロールやピッチングが大きく出るようにすることで、自分のドライビングが挙動として出るが大切で、それでいて危険なアンダーやオーバーが出ないバランスにしているのがクラゴンスペシャルってところかな。エンジン関連のチューニングは基本的にナシ。ロードスターに乗ってエンジンに不満を言うのは、NSXに乗って狭いと文句を言うようなもんです。オトコはコーナリング勝負だぜ! 

もちろんロードスターを速さの面で極めるのも面白いので、どこまでやるかは人それぞれ。ただし、ドライビングを磨くにはそれなりの流儀があるってことです。

筑波で行ったデスト走行では、1分12秒94という完全にコンセプト通りのタイムをマーク(笑)! もちろんラジアルタイヤね。画像をクリックすると動画を見られるはずです。

挙動もほぼ完全にコンセプト通りで、アンダーもオーバーも出るんだけど挙動はあくまでもマッタリとマイルド。ピーキーだと結局は速度を落とすしかないので、攻めても安全なセッティングじゃないと、本当の練習にはならないのですよ。

ただ、クラゴン親方がマイカーを仕上げているということで、商売のことをすっかり忘れて完成時期は未定です。もーちょっと試したいことがあるので、しばしお待ちを。

タイムの呪縛から逃れられない人には乗って欲しくないアシです。
というのがクラゴン部屋師範代ロードスターの大まかなコンセプト。

別にロードスターが好きで買ったわけじゃなくて、いろんな条件の中で探したらロードスターだったってことです。

でもオープンけっこういいよ(笑)。
ジムカーナ場のコース設定、稽古前のデモ走行、親方走見、パイロン運搬、もてぎASTP稽古レンタカー、クラゴン親方のドリフト練習(笑)などなど、大活躍中!

四季場所のサーキットのために其之壱inSSパークでは、弟子全員にクラゴン部屋ロードスターでの親方走見を行います。



このロールがドライビングを磨くぜ!


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