2004 TOKACHI 24h DAY 2

順調すぎてネタがない


2日目。すでにセッティング確認も済ませて、あとはマシン温存です。

何よりも24時間を可能な限り少ないトラブルで走ることが大切なので、やることがなければとにかく走らないことです。走れば走るだけ壊れる可能性が高くなるからね。

つーわけで2日目はドライバー交代とピット作業の練習のみで終了(笑)。

アウトラップにピットインしてドライバー交代、を繰り返してツヨシさん⇒オレ⇒WADA−Qさんの順に2周、で終わりです。

あとはレース用のレーシングスーツのチェックをしたくらいかな(笑)。

スプーンさんちとベルノ東海ムーヴさんちは相変らず好タイムを連発して、1分30秒や29秒台でもうレースを始めてます。

このペースで24時間もつのかね。いや、絶対にもたないはずなんだけど、どっちも百戦錬磨のチームだから、ただ走ってるってことはないだけに不気味です。

ホントにネタがないので、DAY1でできなかったマシン紹介でも。



仕事するメカさんたちです
やっぱり燃料タンクはトランク アシは無限 十勝はゼッケンが光るのだ!
リアアシももちろん無限 しっかりKURAGONも入れてもらってます コックピットはスプーン号とほとんどいっしょ。 消火器の右にあるのがチームを悩ませる130kgのウエイトです
よく見るとブレーキダクトがコーラの缶(笑) 反対側はお茶。まさにオチャメなメカニック。つまんね〜


オマケにオレのホームページならでは、ドライバーの気持ちがわかるコックピット解説!


S耐マシンでこれだけスイッチがあるのは、かなり多い方だと思います。

左下のふたつはホントに忘れた。押した覚えがないから、走行中に使うスイッチじゃなかったんだろうね。ファン、デフ、ミッションの3連スイッチの下にあるのは夜間用のライト。量販店で売ってるヤツじゃないかな。

キルスイッチはクルマの電気が全部落ちるスイッチ。ふつうのクルマで言うと、バッテリーを外した状態になります。なんで〜? と思うかもしれないけど、オイルが漏れたところにショートして引火するから絶対ないとダメ。

燃料ポンプは入れっぱなし。リザーブポンプはガス欠症状が出てから入れると、1周は全開で走っても帰ってこれる予備タンクだそうな。こーゆーのがなかったらガス欠続出間違いなし。

電動ファンは85℃でオン。ベスト水温は78℃だって知ってた? ターボ車じゃないんだから、90℃や100℃は高すぎますよ。シビックも78℃がベストだったから、小気量のホンダ車はこのくらいがいいのかもね。

ついでに油温についても説明しちゃうけど、レーシングカーには油温計はついてません。極端な話、油膜が切れなきゃ油温なんか何度だっていいんですよ。大切なのは油圧。油圧がOKだったら油膜だってOKなんだから。油温が130℃になってビックリしてる人がけっこう多いけど、9000回転近く回る高回転のエンジンだったらそんなの当然です。ホンダ車は140℃までは正常値だって言ってる有名チューナーもいるしね。オイルメーカーだって150℃までOKって言ってるところがあるし、130℃がヤバイなんてのは10年前の知識だよ。

どこかにも書いた記憶があるけど、なんかタメになるページになっちゃった。

予選がないのでDAY3から決勝です。



DAY3
DAY1