DAY3 Final-part3 |
「KURAGON NOW ON RACE!!」 |
原因究明から修理、オイルクーラーのラインを塞ぐまでに要した時間は約40分。シフトレバーが折れたくらいだったら取り返せるけど、40分はちょ〜っと無理だね。 オイルクーラーなしってことは、普通のクルマといっしょってことだから、走れないってことはないんですよ。もちろん油温は上がるけど、周回数が少なければ何とかなる! 一度コースに出た以上全開あるのみ! 順位なんて細かいことは気にするな! また無線がつながらないのも気にするな! 3周目の1コーナーでいきなり車内に煙が。グローブボックスのあたりから軽くモクモクしてます。 どーしよ。今まで幸いにもファイヤー経験はないけど、燃えたらシャレにならない。順位も順位だしピットインするべ、と5コーナーでピットイン決定 ダウンヒルストレート。もう1周考えてからピットインしよっかな。 そしたらなぜか煙が収まったのでレース続行。たぶんエンジンルームに漏れたオイルが熱せられてモクモクになったんだと思います。あービックリした。 |
気が付くと水温が58℃しかねえ! ベスト水温は75℃だから、こりゃマズイぜ! このまま走るとエンジンブロックが歪んじゃったりする可能性が! 見なかったことにしやう。 とにかく全開! 全開にしとけばそのうち水温も上がる! 油圧も正常値の4.3だから、オイルクーラーを取っちゃったのは大丈夫みたい。 ピストン兄貴はマシンにかなり気を使ってくれていて、心配だったブレーキはバリバリOK。バトルをしながらマシンに気を使っちゃうなんて、ピス兄どんどん上達してるなあ。 ちょっと走ってもクラス最下位の12位は変わらず。クラストップとは1周、クラス11位とも5周くらい離れてるからいくら走っても順位は上がりません。 |
でも、よく見ると手の届きそうな範囲にクラス4マシンがウヨウヨいるじゃないの。 まずはピットアウト直後のスパートで、クラス5位のYAMATOインテRをパス! そして、ポールポジションを獲ったADVANベルノ東海ムーヴインテRをゲシゲシ追い詰めオーヴァーテイク! |
だからこっちも普通のレースと同じように抜くのみ! クラスビリでもハイビームオラオラ作戦だ! |
次の獲物はクラス4位を走行中のデルファイインテR。ダウンヒルストレートで並びかけても、なかなか抜けない。 直線の速いインテは手強いぜ! |
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でもブレーキングはS2000が上だ! 1コーナーではスリップストリームも効かないまんま、ブレーキングのみで20mをつめてオーヴァーテイク! 奇襲成功! (危険ですのでマネしないでください) |
そしてクラス9位のモンドスピードS2000。監督の本郷さんにはお世話になってるけど、レースでは行かせてもらいます! 同じS2000だけどやっぱり1コーナーで ミッショントラブルをかかえたクラス10位の J’sの梅本さん、ゆずってくれてありがとうございました。 |
最後の獲物は3位走行中のクムホ・エクスタS2000。ドライバーはレーシングファクトリーアオヤマ(カート屋さんね)の大先輩、カートでは世界選手権でバリバリに活躍してた高橋毅さんだ! ツヨシさんだからこそ抜くべし! ラストスパート! |
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誰が最下位なんてカッコつけるか! ビリだ! どうせ1位以外はビリと同じ! 総合優勝の次に目立つのが総合ビリだ! ……………………………………… …はあ。 |
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