DAY2　　　

ゆぎの早さはオトコの証明！

予選の土曜はくもりのち雨。雨だと思ってたのが甘かった！

まず予選１回目は基準タイムクリアのみ。グリッドの順位には関係なく、総合１位の１３０％のタイム、各クラスの１位の１１０％のタイムで走るだけの能力があるかどうかです。

３０分間で２人が基準タイムをクリアしなきゃいけないからソコソコ忙しいんだけど。

クラス１位が２分（１２０秒）で走るコースだったら２分１２秒以内で走らないと決勝に出させてもらえません。

Ｆ１の１０７％ルールといっしょです。

１２秒遅くても大丈夫だったら簡単じゃんと思うでしょ。簡単なんです。

だから基準タイムをクリアするよりも予選２回目に向けてのシミュレーションの意味が強いです。
タイムを出す前にコースアウトしたら一発で終わりだけどね。

予報では午後の予選２回目から雨だったのに、予選１回目開始直後に雨が降り出して、あっという間にウエット路面に。

これでみんなあせったのかオトコ続出⇒赤旗中断！！

雨はみんないっしょなんだからあせんなくてもいーのにね。

去年の雨スリックプレイが効いたのかオレは楽勝に走ってピットイン。レインタイヤに交換して完全ウエットでタイムアタックです。

レインに交換してさあイクべ！　と思ったら、フロントフェンダーがガリガリガリガリ。

径の大きい１７インチに加えて、スリックよりも幅の広いレインタイヤが思いっきり当たってました。いったんタイヤを外してトンカントンカン（笑）。

赤旗中でよかった。

そーいえばオレ、雨のモテギは雨スリックプレイのみで雨のラインとか全く知りませんでした。
そもそもレインタイヤで走るのがＳＵＧＯの木曜以来だったりして。

雨の走り方なんて考えたり聞いたりしてもどーせわかんないから大丈夫。

３周ほどボチボチのアタックをして２分２１秒２７８。プッシュすればまだ上がるけど、ピス兄に交代する前にオトコになっても仕方ないし、基準タイムもクリアしてるだろうから、こんなもんでＯＫ。

あー、なんかＲＸ－７とかに追いつくなあ。

ま、いっか。おりゃ～ピットイ～ン！

ピス兄、あとはがんばってください！

よくわかんないままＲＸ－７をパス（笑）してピットに入ってみると、みんな何やらニコニコ。

くっそ～、オレの知らないところで何か楽しいことやってたな！

チーフメカの伊藤さんが「クラゴンいい走りだったよ～！」といいながらガッチリ握手！

「何かいいことあったんスか？？？」

「今クラス２位だよ！」

「そんなにタイム出てたんスね。」

赤旗中断前のタイムもあわせると１２位だったけど、速さを見せた雨でした。

ピストン兄貴も２分２３秒３６９で無事に基準タイムをクリアして、あとは午後の予選だ！

２回目のポールポジション獲ったるで～！

ゆぎで～す。

それもバ～リバリのゆぎで～す。

予選１回目終了後には雨がゆぎに変わって、昼のピットウオークではこの有様。

ゆぎの中ピットウオークに来てくれたみなさんありがとー！

今回はゆぎにもかかわらず、カート時代からお世話になってるヨシカタさんファミリーと藤田所長ファミリーが応援に来てくれました。

しかも子連れで！　１歳のサーキットデビューは教育上ちょっとヤバイんじゃないッスか（笑）。

みなさんありがとうございました。写真もありがとうございました。

写真がなくて申し訳ないけど、Ｓ２０００in彩の国のみなさんもありがとうございました！

ホントに走るのかというほどのゆぎですがレース主催者をナメちゃいけません。
東北シリーズで２回チャンピオンになったオレの経験上、路面さえ大丈夫ならやる！

シビックはコレでレースやりましたから。

予選をやるのかやらないのか、みんな右往左往してるのを横目にポールポジションに向けて充電してました。

その後、路面確認のためのフリー走行を挟んで予選開始ということになりました。

困ったな～。

オレ、ゆぎの日はポールポジションしか獲ったことないんだよな～。

フリー走行開始直後からノリノリで、というよりは意味もなくゴキゲンで走ってたのに、今度は濃霧で赤旗中断⇒予選中止とあいなりました。

オーバルの立体交差をくぐったあと視界が真っ白になったのにはビックリしたよ（笑）。

中止になった予選は日曜朝のフリー走行の時間にやることになりましたとさ。

予選中止は残念（？）だけど、金曜からの流れを一気に変えられたんで、起死回生の一撃でした。

とはいってもデータ全くなしでドライバーが気合と根性で出した一撃だけどね。

コンディションが悪いときほどドライバーの差が出るのさ！

かくして、スプーンさんちの新型エアロパーツは除雪車になってしまったのでした。

DAY3 Qualify⇒

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