Day3 ポールを獲得するといふこと
はい! 何の対策もないまま予選です。
こっちとしては出来るだけのことはやってるからね。
漢には勝ち目がなくても勝負に出なきゃいけないときがある!
と、好きなことを言っておいて今回のアタッカーはピス兄。
オレの代わりに勝負に出てください(笑)。
行ってらっさい〜 |
ピス兄自身がかなり乗れていたのと、SUGOはオレがアタックしちゃったから、ピス兄アタックにおまかせしました。
ウチはウイリアムズと同じジョイントナンバーワン体制だし。
まずは予選1回目の基準タイムクリアから。
今回は全部で51チームがエントリーしてるから、合計6台が予選落ちで、
相変わらず最激戦区のクラス4は15台中2台が予選落ち!
2台のRX−8が最有力候補(ゴメンナサイ)だけど、もしノータイムだったらその時点で予選落ちというシビレル展開。
予選2回目をアタックしないオレにとっては1回目が最初で最後の予選だから、グリッドには関係なくても全く手は抜けませんよ。
マッタリとドライバー交代して基準タイムアタック | 土曜はこの走りだけで終わり〜 |
まずはピス兄アタックで2分11秒937。オーバーステア対策をしたことでマシンの挙動が変わってちょっと乗りにくかったみたい。ストップ&ゴーのモテギでは、旋回性よりもトラクション優先! 曲がらなくても前に進むセットが速いよ。
途中で交代してクラゴンアタック!
2分11秒091で予選6位。さあ三味線開始です。
ド新品のタイヤだったらもう1秒以上行けたと思うけど、RedLineは2分8秒フラットで、相変わらずの3秒差。
オレとしては昨日よりも1.5秒速いし、まだタイムを上げられる感じはあるからこんなもんでしょ。
予選2回目。
兄貴! よろしく頼んます! |
オレはカメラを持ってこの有様。だって写真がいるんだもん。 このカッコで前回ポールポジションなんだから、最高だよね。 上の写真ももちろんオレが撮りました。 土曜から写真撮ってくれた専カメさんありがと! 応援に来てくださった柘植会長、藤田所長、S2000in彩の国のみなさんありがとうございました。そして予選1回目だけでゴメンナサイ。 |
2回のアタックでまずは2分11秒3。このタイムだとちょっとキツイかな。まだまだ自分のタイムに納得してなかったピス兄は、一度クールダウンして3回目のアタック!
今年チャンピオンを獲ったACIDS2000をわずかに上回る2分11秒001をマークして5位に浮上! 予選1回目より1秒も速え!
初アタックで筒井さんに勝つなんてカッコ良すぎるぜ兄貴!
何回も言うけどウチは2戦目で、みんなは最終戦だからね。
お前らピストン兄貴の漢っぷりを見たか!
と、オレもうれしい予選5位でした。
トップはRedLine号の2分7秒593。超速っ!
お〜い、スロットル・カム・ピストン・バルブスプリング・トランスミッション・ブレーキキャリパーをチューニングしていいGr.Nプラスと同じタイムだぞ〜。 |
この速すぎるくらい速いトップに対して、釈然としない人もいたみたいだけど、
まあ、いいんじゃないでしょうか。
『赤線』のある人はハッキリと「予選仕様だ」って言ってたから。
耐久レースで予選仕様マシンを作らせるくらい、SUGOのポールポジションがインパクト満点で、しかもみんなを悔しがらせたってことだからね。
オレが今年の勝負に勝ったということを周りのチームが教えてくれました。
ニヤリ。
Day4-part1⇒
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