Day4-part3    ゴールするまでがレースです。



この時点で順位は8位。レースは半分ちょっと経過。リタイヤが多かったから実質上のビリ。
振り出しに戻るってこーゆーことを言うんだな。

こうなった以上、あとはオレの速さを見せるのみ! トラブルがあったのはみんな知ってるから、結果よりも速さを見せて実力を示す! 順位なんか知ったこっちゃねえ! 6位に入賞できたらそれで十分だ!

1周3秒速いペースでYAMATO号をあっという間にパス!


                  もうオラオラ状態。ガラが悪くてゴメン。


監督「6位のトップシークレット号が20秒前にいるから追いかけて。今、
1周5秒ずつ詰まってるから。

クラゴン「へいよー。」 

3周後にパスして6位浮上。これで賞金圏内だ!

もうムチャクチャです(笑)。

その後も余計なことは何も考えず、とにかく全開!

J’sRacing号はデフトラブルでリタイヤ。KUMHO号がハブトラブルで後退。荒れるレースはまだまだ終わりません。





トラブルから20周。70周過ぎにウチは自動的に4位まで浮上。こっちゃ、
今の走りに来年のシートがかかってるんだから、順位どころじゃないよ。

ちなみに70周時点のベストラップは、予選で3秒速かったRedLine号のコンマ5秒落ちで、予選で2秒速かったJ’sRacing号よりコンマ6秒速かった。

なんで予選はあんなに差があったんだろうねえ(笑)。

えー、しつこいのが持ち味ですから。

WADA−QさんのKUMHO号にはコンマ2秒負けたけど、他のチームより1秒以上5秒くらい速かったぜ!

どーですかお客さーん!!

今回は何よりも決勝の速さを見せたかったからね。予定通り!

一方レースはクラス上のマシンも関係なし。ポルシェだろうがGT−Rだろうがインを刺してこない限り絶対に譲らないし、インを刺した勢いでオーバーランしたマシンは抜き返す! Nプラスのインテも堂々とパス! 同じ時間にコースを走ってるヤツはみんな敵だ!


      タイムロスになるときはどかないよ               全開だぞ〜!


それにしてもオレのペースはよっぽど速かったみたいで、他のクラス4マシンのつもりでインを刺した人が3人くらいまっすぐ行ってました(笑)。

こっちだって限界なんだから、さらに速いスピードで突っ込んで止まれるわけないよね。

ラスト10周、85周目前後。4位変わらず。

ちょっと前にSUGOで遊んでもらったロイヤルハウス号がいるけど、無線の指示がないってことはラップ数が違うみたい。

監督「まだ表彰台の可能性あるからな」
クラゴン「へ〜い(と言いつつもそれどころじゃない。)」
とにかく全開だからね。

今日の監督、
檄飛ばしまくり。





ラスト5周。タイヤガーデンインテグラがスローダウン。
3位浮上。

        押忍! ごっつあんです!   3位浮上!


ラスト3周。

監督「黄旗無視とか気をつけろよ」
クラゴン「了解」

レース中に
「全開」以外の指示って初めてかも。

バックストレートエンドのブレーキング開始ポイントを少しだけ早くして、今週初めてほんのちょっとマージンをとる。

ポジション3
タイム 2分16秒5
ラスト3周



ラストラップ。

ガソリンをリザーブタンクに切り替える。

リザーブポンプオン
タイム 2分1?秒3
ラストラップ

            見守るピット。なんでみんな心配そうなんだろ(笑)?



ゴール。

BP J−WAVE AP1 ED
94周 3時間45分27秒160 ベストラップ 2分12秒525
ピストン西沢:38周 クラゴン:56周

総合27位 
値千金のクラス3位!


  
                 ゴールの瞬間! みんなピットウォールに乗っかってます。


超激戦のクラス4でシフトレバーが折れて3位なんだから奇跡って言ってもいいすぎじゃない。

Nプラスより速いRedLine号にはどう考えても勝ち目がなかったから、トラブルが出なくても2位。淡々と2位よりも、シフトレバーへし折って3位のほうがクラゴン・ピストン組らしくていいかな。

あきらめてダラダラ走ってたら5位だったし、あんまり速いウチのペースから逃げようとしてトラブルが出たチームだってあったかもしれないからね。今回の表彰台は運だけじゃないよ。



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