クラゴン部屋


クラゴン部屋とは何ぞや!?


 「クラゴン部屋」は、レーシングドライバーのクラゴンが主催する、ドラテク鍛錬場です。サーキットやジムカーナ場などで開催する「稽古」を通して、弟子(参加者)のみなさんに、サーキット、一般道を問わず楽しくハイレベルなドライビングを体感していただけるよう取り組んでいます。

普通免許を所持し、サーキットで走行可能な普通車をお持ちの方なら誰にでもご参加いただけます。

 クラゴン部屋では、参加者ひとりひとりにクラゴン親方が直接アドバイスをします。タイムアタックや草レースで結果を求める人はもちろん、ドライビングを磨きたい初中級者にも、サーキット経験ゼロの入門者にも、それぞれに合うカリキュラムをご用意しています。

クラゴンがこれまでに親方走見(いわゆる同乗走行)をしたオーナーカーは延べ500台以上! 的確なドライビング指南とセッティングアドバイスで、2秒以上のタイムアップに成功している方も多いです。


 クルマ好きだったら、サーキットやワインディングをカッコ良く走りたいのは誰でも同じ。だったらプロに教わりながら安全確実に上達しましょう!! ドラテク本の通りにやったけどうまくいかない人、先輩に聞いても納得いかない人、誰に聞いたらいいかわからない人、みんなまとめて面倒見ます!


レーシングドライバーの能力は速く走ることだけではありません。必要なときは必要なマージン(安全)を確保して、クルマの負担を考えながらコントロールして走ることが非常に大切です。クラゴンの参戦するニュルブルクリンク24時間レースでは、230チーム中100チーム近くがリタイヤし、完走率が60%を切ることも珍しくありません。その中で結果を出すには、まず確実に完走すること。これはみなさんが普段使う自分の愛車を壊さずに、長持ちさせながらスポーツ走行を楽しむのと同じことです。

今は様々なドライビングスクールがあり、多くの人が熱心にドラテク向上を目指して取り組んでいます。これは個人的にはとてもうれしいことですが、同時に正しくない指導法や安全を軽視した指導内容が広がっているという面もあります。実際に「○○ではもう上達しなくなった」といってクラゴン部屋に来る弟子もいます。

 

クラゴン部屋ではタイムに全くこだわりません。

チューニングをすればタイムは上がります。ですが、そのタイムはクルマの速さであって、運転したあなたの実力ではありません。「自己ベストタイムを更新した」「ライバルの友人に勝った」といっても、モノに金をかけて得たタイムなら、それは腕ではなく資金力の差です。せっかく好きでクルマに乗るのに、その楽しさの基準が金持ちかどうかはあまりにもさみしいではありませんか。そして実際にチューニングをしたことで、より限界が高くなった自分のクルマを乗りこなせなくなる人は多いです。タイムの上がる満足感と比例して、資金を用意する辛さと、自分のクルマを乗りこなせない不満感が増えては、クルマそのものが楽しくなくなってしまいます。

ブレーキングが上手くなれば、コントロールが上手くなれば、自然にタイムは上がります。これが本来のスキルアップであり、上達です。

そして、ドライビングが上達していくことの楽しさは、「買ったタイム」の楽しさとは比較になりません。

 

クラゴン部屋では、まだ理論的に確立していない「ドライビング」を指導する上で、必要不可欠だと考えている要素が2つあります。まず
教える本人のドライビングスキルが高いこと。そして、その方法を人に伝えられること。

ドライビングスキルの低い講師には、失敗の経験は教えられても成功の経験は教えられません。何より本人がスキルアップの方法を知らないからスキルが低いわけですから。これで自分からドライビングを習いに行くような、意識の高い生徒が求めるスキルアップに対応できるとは思えません。ちなみにレースの世界で相手にされるのは、最低限で入門ワンメイクレースのチャンピオン獲得経験があるドライバーです。

ただし、速ければいいというわけでもありません。動物的な勘や感覚が発達しているタイプのレーシングドライバーには、タイムを出すことは出来てもドライビングを教えることはできません。なぜなら、ドライビングのベースになっている本人の発達した勘や感覚は、本人以外の誰にもわからないからです。これでは限界走行を見せることは出来ても、どうやったらそこまでいけるかは教えられません。結果として、「上手いスムーズなドライビング」を求めるドライバーに、「リスクを伴ったレーシングテクニック」を教えることになりかねません。

ハイレベルのドラテクと、そのドラテクを伝えられるだけの知識や言葉があって、はじめて本質的なスキルアップを指南できるのです。


クラゴン部屋では全ての稽古内容をクラゴン親方が考案し、実走チェックでパスした稽古だけを指南しています。そして個人のドライビングスキルによって適切な指南をするために、グループ全体に教えるのではなく、可能な限り弟子個人に直接指南をします。

その軸になるのが、クラゴン親方による同乗走行
親方走見と無線をつかったリアルタイム指南の無線指南です。


 
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