リンクみちのく巡業&番付審査 |
|
終わったばかり、出来立てホヤホヤのクラゴン部屋リンクみちのく巡業のレポートです。 時期が悪かったせいか(?)今回はちょっと弟子が少なめだったんだけど、そのぶんビシバシと指南させていただきました。 |
今回の日替わりスペシャル鍛錬はタイヤ位置鍛錬。違う言い方をすると車幅鍛錬…なんだけど、それだけじゃすまないのがクラゴン部屋。最終コーナー〜立ち上がりまでの区間を使って、鍛錬ということに相成りました。タイヤ位置というと道路に落ちてるつぶれた空き缶を踏んでみるとか、ダダダダダと音が鳴る白線を踏んでみるとかいろいろありますが、それじゃ〜サーキットを使う意味がない。 タイヤ位置はもちろんコースのどこまで使うか(使っていいか)、ひとりずつ無線で誘導してみました。まずゆっくり走ってもらって、2回目にコース上で「はい戻って〜、はいハンドル左に切って〜、ちょい前ちょい前ちょい前、はいストップ! そこがレコードラインで、そこまでタイヤを持ってくるのがアウトインアウトです」ってカンジで。 みんな出来てるつもりのラインどりは「なんとなくイン」「なんとなくアウト」なラインで、タイヤの位置まで考えたホントのアウトインアウトはまた別。参加してくれた弟子のみなさんにはそれをよくわかってもらえたと思います。 だって、指南後の最終区間はみんな別人なんだもん(笑)。 「こんなところまで使っていいんだ!」っていうのは、小さいことでも大きな発見です。 |
ちなみに前回の4月に行ったのはステアリングワーク鍛錬でした。 ストレート上にパイロンを並べて、クラゴン親方が助手席からステアリング操作をチェック! 今年は毎回違うのをやる予定です。効果が大きいのはレギュラーに昇格! タイヤ位置鍛錬はレギュラー昇格かもね。 |
こっちはステアリングの指南風景。 |
す〜かり忘れるところだった(忘れてた)けど、今回はクラゴン部屋ロードスターもセッティング&稽古考案のために出動しました。まだいつかは決めてないけど、弟子のみなさんに乗ってもらう稽古を作りますんで、その前の確認ですね。 |
翌12日は予定通りの居残り稽古。安いぶん(走行料はなんと半日4500円!)貸切が入ってたら開催できませんので、あくまでオマケのつもりで…とはいえ、温泉稽古でしっかり反省をしたあとの居残り稽古は効果絶大です。 そして行いました番付審査! 第2回の受験者はiyanagaさん、キッシーさん、土屋君の3名。 iyanagaさんとキッシーさんはクラゴン部屋ほぼ皆勤賞だけあって余裕でパス。が! 土屋君はドライビングの荒さが目立って不合格! お客さん相手に落とさないと思っていた諸君、クラゴン部屋は弟子であってお客さんにあらず! 難しい稽古に参加するための審査なんだから、そのレベルに達していなければ合格させるわけにはいかんでしょ。これも親方の愛です。第1回で合格したtsunaさん、さるさん、専ちゃんとあわせると合計5名。もう少しで中伝稽古開催ですな。 土屋君も別に遅いんじゃないんですよ。だけど、クルマと相談するという意識が薄くて、命令系の操作が目立ちました。挙動の素直なロードスターだからアンダーやオーバーが出ないだけで、クルマの良さを荒い運転の吸収に使っちゃってるんですよね〜。だから不合格! 要鍛錬ということです。 当然のことですが、初伝審査をパスした弟子には、通常の稽古の中でもよりハイレベルな指南を行います。つまり中伝稽古でなくても、どんな稽古に参加しても指南内容が無資格の人とは違うってことです。ま〜だまだ難しい技はいっぱいあるからテグスネ引いてお待ちしてますぜ。ニヤリ。 |
ボチボチリンクの鍛錬を増やして欲しいという声をいただいてまして、次回から内容をちょっと変更して、より鍛錬色の強い内容にしてしまおうと思ってます。親方走見も全員じゃなくて、初参加の人は必須、その他は希望者のみにして、フリー走行を短くしてもいいし。短くっていっても2時間や3時間はあるけど(笑)。 もちろん入門者指南はそのままで、初参加の人も安心!ということで。 興味があったらクラゴン部屋のページでものぞいてみてください。 そうそうせっかくなので、タイヤ位置鍛錬のお手本を。 特に今回のリンクに参加した弟子は必ずちぇっくしてください。 |
BACK |