2008 ドライビング・プレジャー・カー・オブ・ザ・イヤー結果発表

ノミネート車種30台 総得点405点

大賞
初代インテグラタイプR
405点中85点獲得
第1回 DPCOTY大賞受賞車は初代インテグラタイプR! 攻め過ぎとしか思えないハンドリング、なぜかリミッターが成長していくVTECエンジン、コストパフォーマンスまで含めて多くの人が満点を投じました。誰もが手が届く値段でありながら、最上のドライビング・プレジャーを感じさせてくれる貴重なクルマです。速いだけのクルマがあり、楽しいだけのクルマがある中で、ドライビング・プレジャーと速さのバランスも抜群といっていいでしょう。総得点の1/5が集中したのも納得です。文句なし!!

2位
ホンダ・インテグラタイプR(DC5)
25点獲得
ホンダ・S2000
25点獲得
2位は同点でこの2台。DC5は初代ほどの軽快さはないものの、安くて楽しいタイプRの血統です。S2000は挙動のオトコっぷりが評価されると共に「もっと上手くなったら乗りたいクルマ」という意見もありました。満点2人のDC5に対し、次点3人のS2000という面白い結果でした。

3位
マツダ・RX−8
20点獲得
日産・スカイラインGT−R
20点獲得
ユーノス・ロードスター(NA)
20点獲得
ホンダ・ビート
20点獲得
ロータス・エリーゼ
20点獲得
同率3位はなんと5車。4WD/FR/ミッドシップ、それぞれ違う性格でありながら、支持を得たクルマたちです。甲乙つけがたい、というよりも全く違う方向なので好きなのを買ってください(笑)。クルマの個性も大切なドライビング・プレジャーの一部ということです。

4位以下
4位 NSX−R 15点
マツダ・ロードスター NC
5位 マツダ・ロードスター NB 10点
プレリュードタイプS BB6
インテRO滝号 武ちゃんSP
シビックタイプR EK9
フェアレディZ Z33
BMWアルピナB6 不明
BMW3シリーズ E90
ポルシェ911カレラRS 964
プリメーラ P10
6位 ロードスター TD1001R 5点
シビック EG6
シビック EF9
シビックフェリオ EG9
CR−X EF8
シビックハイブリッド FD
RX−7 FD
カプチーノ
インプレッサ GC8
スカイラインGT−R R33
アウディRS4
プジョー307フェリーヌスポーツ
上位ランクインが予想されながら、意外にも3位以内に入らなかったシビック。型式でポイントが分かれてしまいましたが、シビック&CR−Xトータルでは2位を上回る35点を獲得しています。多くの人にとってエントリーカーにピッタリの車格だということでしょう。ロードスターもNA/NB/NCに分散しているため、順位が伸び悩みました。ただやはり現行車のNCまで支持を得ていることは無視できません。ロードスターのTD1001RはNBベースのコンプリートカーですが、出来があまりに良すぎるので別車種にしています。作ったのが出来さんだけに…つまらん。次点ながら大滝号に2票も入ったのが完全に予想外でした(笑)。

コンストラクターズポイント
1位 ホンダ 205点
2位 マツダ 70点
3位 日産 45点
4位 BMW 20点
ロータス
5位 ポルシェ 10点
6位 アウディ 5点
スズキ
スバル
プジョー
トヨタ 0点


モースト・アグレッシヴ賞
インテグラタイプR(DC2)
96SPEC


この写真で十分でしょう。FFがつまらないなんてのは都市伝説だ!
リーズナブル賞
ユーノス・ロードスター

安くて楽しいロードスター。値段に対するプレジャー度の高さでは大賞のインテRに勝るとも劣りません。荷物を積めない? それは工夫と気合が足りないから。上空は無限大に使えるのだ!
ドライビングプレジャー普及賞
マツダ・RX−8

ロードスターと迷いましたが、優秀なシャシー+電子制御、そして奥さんを騙す気バリバリの観音開きドアでRX−8に決定! 4ドアというだけで奥さんのOKが出る人も多いわけで、そういう人にクルマを楽しむ道を提供したという意味で、貢献度は高いといえるでしょう。
エクスぺクテッド賞
NSX−R

意外と投票が少なかったのが(未)の未乗車。みなさんそれぞれの経験から真剣に選んで投票してくれたということで、何の問題もありません。その中で一番だったのはNSX−R。レーシングドライバー以外お断りの超絶マシンはエクスぺクテッド賞にふさわしいでしょう。ポルシェでもフェラーリでもR35GT−RでもなくNSX−Rというところに、NSX−Rの価値がある! 



後日まとめを追加します。