筑波雨錬の指南
※瞬殺満員&チンチロ抽選になる可能性が高いです。エントリーフォームに11〜66のうちご希望の2ケタのチンチロナンバーを明記してください。募集開始の22:00〜22:05までは同着としてチンチロ対象です。チンチロナンバーが未記入の場合は抽選対象外です。
訓練された弟子のみなさんの熱いご要望にお応えして開催の筑波雨錬です。
雨を期待して梅雨時の開催です。雨が降らないときは、貴重な梅雨の晴れ間にわざわざ水をまくという(笑)。
本当に速いドライバーは雨が速いものです。アイルトン・セナ、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・フェッテル、今ならマックス・フェルスタッペンにルイス・ハミルトン。全員がウエットコンディションを得意としています。
それはなぜかといえば、本質的にドライビングが上手いから。
グリップの高いドライのサーキットであれば、マイカーの限界に対する速度の読みができて、あとは気合いと根性とノリと勢いでタイムが出ることもあります。が、ウエット路面では本当に上手くないとタイムは出せません。
雨の降り方によって路面にたまる水の量は違うし、水の量が違えばグリップも違います。グリップが違うのと同時に、水深によって抵抗になったり、ハイドロでちゅるーんとブッ飛んでったり、それが前の周と違うとか普通。だから読めないんですよね。
その読めないコンディションと、反復練習できないことが、雨の日の難しさです。
読めないのは仕方ないので、せめて反復練習できるようウエットコンディションを作りましょうということで。
苦手なら練習すればいい。クラゴン部屋の基本姿勢は走ってナンボです。
安全な場所で、攻略法を知ってから。
ウエットは考えてもしゃーないです。走るしかないです。ドライのときよりグリップが低いなら、その低いグリップに合わせてドライビングをすればいいわけですよ。どのくらいグリップが低くて、どうドライビングを変えればいいかは、走ってみないとわかりません。
親方がニュルブルクリンクで変態的なドライビングだと言われるのはだいたい雨のときの話です。
でも雨だから特に本気出してるわけではなくて、できるだけ限界を使い続ける。以上。こっちは普通で、みんなウエットで遅くなるだけですよ。ニュルブルクリンクのジモティーなんだから、ウエットでも同じように速く走ればいいのにネ!
というのはプロのレベルでも無理なので、みなさんが雨錬で稽古をすると、それだけ効果が大きいといえます。
ASTPのツルツル路面は本当にツルツルなので、アスファルトに水をまく雨錬は、より実践的なウエット鍛錬です。
かのアイルトン・セナは「雨は天がくれた最高の練習場だ」と言ったそうですから、気合いを入れて取り組むといい鍛錬の場になることでしょう。
基本的にはウエット路面でツルツルするだけなので、そこまで気合いをいれなくても大丈夫ですが(笑)。
梅雨時ですから雨が降ればそれでOK。雨が降らないときのために、散水車の予約もしてあります。散水車なら、狙ったところだけウエットにできるし、それはそれで面白そう。雨が降らないときは、どこをウエット区間にするかでまた鍛錬の様相が変わって楽しいんですよ(笑)。
ウエット路面もオーバーステアと同じで、ある程度は練習あるのみです。より安全により楽しくなるように、ウエットドライビングへの理解を深めていく方向で行きましょう。その意味ではいつものクラゴン部屋と同じです。車種、駆動方式、ドライビングスキルを問わず、誰でもOKの稽古です。
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稽古レベルは超入門〜初級の基礎編
ウエットの稽古というと難しいと思われそうなので書いておきましょう。ウエット路面のぶん、いつもよりも多めに安全性を確保します。なので、稽古レベルとしては、超入門から初級の基礎編です。スピンしてもまず大丈夫な、スピン前提のコースを作りますのでそこはご心配なく。ただし、もちろんどこまで行ってもぶつからないということはありませんので、常識的な減速とスピンしたらフルブレーキは忘れずにやってください。
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お約束
・クラゴン親方と藤田所長の指示をよく聞いて、守ってください。
・わからないことがあったら、どんなことでも遠慮なく聞いてください。わからないまま走ると危ないです。
・フリー走行のスタートのタイミングは安全最優先で! 楽しく走るために安全第一でよろしくお願いします。
・ダメだと思ったらフルブレーキ!! ヘタに修正するほうが危ないです。何事もあきらめがカンジンなのだ。
ドライバーの準備
・ヘルメット(フルフェイス推奨、工事用などは不可)、グローブ(軍手は不可)、長袖長ズボン(肌の出ない服装)。
・記入したエントリー用紙。当日記入の場合は印鑑をお忘れなく。
・準備は1週間前にすませて、前日は早く寝ましょう。
クルマの準備
・タイヤ、ブレーキパッドは半分以上のものをご用意下さい。あまり減らないとは思いますがいちおう。
・ブレーキオイルはDOT4にしておいてください。
・ガソリンはできるだけ満タンに近い状態でお越しください。
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