クラゴン部屋


サーキットのために其之弐inもてぎ
稽古納め中速ヨー鍛錬

稽古内容 募集人数 料金
舗装路でのマシンコントロール鍛錬
■低μ路でヨーコントロール鍛錬(交通教育センター)
■Jターン 低速コーナリング
■中速スラローム(時速80kmくらい)
■模擬サーキット+高速旋回制動
■車学入門車座映像
(内容は変更する可能性があります)
14名 2万9800円
安全なクローズドスペースで、ヨーコントロールを鍛錬! 走行はひとりずつのローテーションです。
午前中は交通教育センター、午後に南コースの両方を使用します。(午前はヨーコントロールです)
ターゲット:ハイレベルなコントロールを身につけたい初中級ドライバー/高速サーキット攻略/脱初級!

開催場所:モビリティリゾートもてぎ交通教育センター&南コース (集合は交通教育センター内です)
※入場ゲートで「クラゴン部屋参加の○○です」とお伝えいただくと、入場料が無料になります。
※走行中に待っている場所がないため、同伴者は不可です。参加するご本人のみお越しください
※昼食は各自調達してサーキットにお持ちください。密回避とあまり時間をとっていないので。
※サイドブレーキONでリアタイヤがロックしない車種の方はフィットレンタル(2000円)可能です。

 モビリティリゾートもてぎの交通教育センター&南コースを使う稽古です。広大かつフラットなスペースで、ジムカーナ場やミニサーキットでは練習できない、ちょっと難易度の高いマシンコントロールを鍛錬します。サーキットで試すとリスクがあることでも、このもてぎ南コースなら、ぶつかる心配どころかぶつかるモノがどこにもありません(笑)。安全な場所で限界を試すことで、ベーシックな部分のコントロール能力を上げるのが目的です。

サーキットのために其之弐の指南

2022年も稽古納めはサーキットのために其之弐inもてぎです。

ジムカーナ場よりさらに一段速度が高い領域の基礎鍛練です。

筑波ジムカ場では最高速でだいたい100km以下、ギアでいえば3速に入りません。この稽古で使うもてぎ南コースはストレートではクルマによっては4速まで入ります。

速いクルマなら時速140kmくらいからの旋回制動も可能です。楽しそうでしょ。ふふふ。いや、旋回制動必須ではなくて手前でアクセル戻してブレーキ踏んでも大丈夫です(笑)。

一番のキモというか、狙いどころは時速60km〜80kmくらいのコーナリングです。大きいサーキットならヘアピン、ミニサーキットなら中〜高速コーナーくらいでしょうか。どんなサーキットを走るときにも必ず使う速度域ですたぶん。

その速度で、舗装路で、しかも失敗してもクラッシュしません。サーキットなら一発でアウトの練習もここでは思いっきりできます。

そして今回も中速のヨーコントロールをやります。速度で時速100km弱くらい。コーナリングを多めにして、ヨーレートはけっこう出ながら、すぐには破綻しない速度域です。

時速100km超えの高速スラロームもあるんですが、高速だと一発で破綻します。なんせ高速なので。それはそれで楽しいわけですが、コントロールの幅という意味ではちょっと狭いことになってしまいます。つまり難しい。サーキットでは取り組みにくい舗装路でのヨーコントロールをしたいので、中速がいいでしょう。

まああまり深く考えないで、安全なところでヒャッハーだと思っていただいて大丈夫です(笑)。

というのは午後の話で、午前中にはASTPのツルツルでヨーコントロールをやります。サイドブレーキ必須ですので、サイドブレーキONでリアタイヤがロックしないクルマの方は、エントリー時にレンタルフィット借りたい旨とAT必須の方はそれも明記してください。

ヨーコントロールを完璧にやろうとすると難しいですが、まずぶつかるところがない。しかも間隔を空けて順番に走行するのでサーキットのように他の人と抜いたり抜かれたりがない、ということでサーキット経験がない初心者でも大丈夫な稽古です。クルマとドライバーの装備の準備はサーキットと同じですのでご注意ください。

ヨーコントロール
クルマがスピンするときのコマのような動きをヨーレートと言い、そのコントロールをヨーコントロールといいます。

右のアニメーションの2〜4枚目でククッとリアが動いてるのがわかりますかね。そこでヨーレートが多めに出ています。場合によってはオーバーステアにもなりますが、そこまでヨーレートがなくても、ヨーレートを使うコーナリングはできます。

なので、ただ進入でガバーっとリアを流して、カウンターを当てるドリフト状態とはちょっと違います。

このヨーレートが自由自在になれば、速くて効率のいいコーナリングもできるし、緊急回避能力も上がります。スピンしにくくなればそれだけで明らかに安全ですから。

ご覧のとおりFFでもFRでもちゃんとヨーは出ますので、駆動方式は関係ありません。むしろ立ち上がりでアンダーを出したら終了のFFほど、進入のヨーレートをキッチリ出したいです。しかもさすがにリア駆動ほどのヨーレートは出にくいので、少な目のヨーレートをキレイにコントロールしないといけません。鍛錬のしどころですぜ。

ミサーキットでコレをやろうとすると、立ち上がりでオツリをもらったときに、コースアウトして土手とか登ってっちゃうんだよね(笑)。だから南コースです。

クラゴン部屋では抜きブレーキをはじめとして、このヨーコーナリングをするためのドライビング法は確立しています。イマイチ想像がつかない人も、少人数を活かしてバリバリの親方走見で何とかしますので、安心してお越しください。

■ヨーコントロール■
手書きでスミマセンコーナリング中のクルマには、車体を真上から見て重心点を中心に回転モーメントが発生します。これを
ヨーレートといいます。コマが回るのと同じ動きだと考えてもらうとわかりやすいかな。スピンしちゃった人はヨーレートが出すぎたという状態です。ヨーレートを自在にコントロールできれば、例えばゼロカウンターやドリフトも自由自在。ヨーレートを出さないように走れば安全につながります。つまりタイムを出すのも安全に走るのもお手のモノというわけです。ちなみにクラゴンが最後にサーキットでスピンしたのは…いつだったかなあ。それくらいヨーコントロールが上手いともいえます。
リアタイヤロック必須
低μ路で強制的にオーバーステアを出すために、
サイドブレーキONでリアタイヤのみがロックする必要があります。足踏み式やボタン式のパーキングブレーキ、パーキングブレーキが4輪にかかってしまう車種ではイイカンジに稽古できません。ASTP所有のフィットをレンタルできますので、ご希望の方はMT/ATの希望とあわせてエントリーフォームに明記してください。1台2000円です。

車種ごとにどうかはクラゴン部屋では把握していませんので、ディーラーなど詳しいところにお問い合わせください。また進行上、稽古開始してから「やっぱりレンタルしたい」は基本的にナシです。エントリー時にあわせてお申込みください。

ホントにぶつかるところがないねえ。

この広大なスペースを思いっ切り走りましょう!

クラゴン部屋にはじめて申し込む方はこちらから⇒ 稽古申し込みの流れ
参加経験のある方は直接エントリーフォームへ⇒
(質問も受け付けていますのでお気軽にどうぞ)
エントリーフォーム

時間割 稽古内容
10:30 交通教育センター教室で受付
11:00〜12:00 ヨーコントロールin交通教育センター
12:00〜13:00 各自昼食→南コースに移動
荷物は交通教育センター内or南コースに置けますが
いらないのは持っていかないのがベストです。
13:00〜13:30 コーナリング鍛錬 ダブルJターン
13:30〜14:45 中速スラローム
14:45〜16:00 高速旋回制動+模擬サーキット
(走行間隔を広げて、ひとりずつ順番に走行します)
16:00 稽古終了 解散
当日の天候、スケジュールにより、予告なく変更する場合があります。
※この時間割は一例です。開催日によって違いますので、クラゴン部屋トップページで必ずご確認ください。

※エントリー、お問い合わせはクラゴン部屋で受け付けています。ツインリンクもてぎへのお問い合わせはご遠慮ください。

 
戻る