2017年春場所の指南
毎年ブレーキングを深めていく春場所です。
今年のテーマは「ブレーキングの足使い」にしましょうか。映像は鈴鹿ですが、1コーナー、2コーナー、S字と実は全てブレーキの使い方が違います。こういう操作のベースになる、実践的な足の使い方です。
クラゴン部屋では最短距離でクルマを減速させるブレーキングの方法はすでに指南しています。それが超荷重ブレーキング。
最適なブレーキングに「こう!」だと決まっていることはありません。どういうブレーキングをすればいいかは、クルマによって違います。正確にはタイヤのグリップとか重心とかダンパーのストロークとかブレ−キパッドの食いつきとか、そのあたりによって違うといえるでしょう。
今回集中的にやるのは、そういうバッチリブレーキをやりやすくする、身体の使い方です。
専門的には身体運動といいます。去年から身体運動の指南をはじめたら、弟子のみなさんがかなり上達しましてね。ならこの勢いでイクベということで(笑)。
超荷重ブレーキングの発展的な稽古ですが、超荷重ブレーキングに取り組みやすくする稽古でもあります。超荷重ブレーキングの解説もちゃんとやりますので、クラゴン部屋初参加の方、フルブレーキング鍛錬をやったことない方でも大丈夫です。
と、すぐに難しいことを書いてしまう親方ですが、安くていっぱい走れるリンクサーキットで、楽しくヒャッハーと走りましょうという稽古です(笑)。リンクサーキットは安全で楽しい、タイムも気にならない、スタッフもみなさん人がいい、認証工場だからトラブルが出ても対応してもらえる。こういういい環境で集中的に走り込むことが、上達の近道です。
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アレ場所準備稽古
クラゴン部屋の最高機密である「アレをアレ」(アレにはちゃんと言葉が入ります)を指南する、アレ場所を10月にこのリンクサーキットで開催します。アレ場所は非常に高度なことをタイトな時間でやるので、残念ながら誰にでもとはいきません。参加資格があります。
壱、1年以内にクラゴン部屋に4回(4日)以上。
弐、春場所or夏場所参加経験必須(サーキットの攻略、当日の進行に慣れていただくため。内容的には両方がいいです)
参、ヒミツを守れる弟子のみ!
四、アレ場所募集時はいつも通りの先着順(壱〜参を満たしても、定員になったらすいません)
現役のレーシングドライバーが、ニュルブルクリンクで通用する最高峰のドライビングを直接指南する稽古です。ぜひハードルを越えて究極のドライビングにチャレンジしてください。そのための準備だと思っていただくと、春場所+夏場所でもむしろハードルは低い…といいな。
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温泉稽古
合宿といえば温泉とマクラ投げ。どうせ泊まるならみんなで温泉はいかがでしょう。走行後に1日の反省をし、翌日の稽古に活かすことで効果バツグン! 希望者には車載カメラチェックもします(カメラはご自分でご用意ください)。ご希望の方は申込み時にエントリーフォームにチェックを入れてください。相部屋の苦手な方、宿泊費を節約したい方は、ビジネスホテルなどご自分で探してご手配ください。
料金
DAY1…1万1000円前後(2食付、相部屋のみ) 宿泊地は飯坂温泉です。
DAY2…1万1000円前後(2食付、相部屋のみ) 宿泊地は飯坂温泉です。
※タバコの苦手な方のために禁煙部屋を作りますが、喫煙される方の方が少数派です。
※女性は部屋を別にします。※費用は稽古当日にいただきます。 ※マクラ投げは禁止です。
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3日連続以外のエントリーもOK!
3日連続が難しい方は、2日間or1日のみの参加も可能です。ただ、3日間参加希望の方がエントリーできなくなってしまう恐れがあるため、まず募集開始から数日は3日間参加希望者のみ受付をさせていただきます。それから2日間、そして1日をご希望の方の受付をさせていただきます。3日間セットでの指南が最も効果的ということもありますので、何卒ご了承ください。お申し込みの際に、「DAY1+DAY2」、「DAY2+DAY3」、「DAY1or2or3」と希望日を必ず明記してください。
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各稽古の詳細はコチラ
⇒リンクみちのく巡業
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■ドライバーの準備
・ヘルメット…BELL、Araiなど、信頼できるブランドのフルフェイス。半キャップは不可です。
・グローブ…指の出ていないもの。ドライビンググローブではなく、レーシンググローブを探しましょう。
・長袖長ズボン…ケガを防ぐために、肌の出ない服装をご用意ください。レーシングスーツ推奨です。
■クルマの準備
・車検に通らない車高、音量のクルマは基本的に走行不可です。
・あまり爆音だと無線が聞こえにくくて損をするかもしれません。
・オイル交換、ブレーキパッドの残量チェックなどお忘れなく!
・できるだけトラブルが出ないように、事前のメンテナンスをオススメします。
・半年に1回、3か月に1回など、走行の頻度に応じて定期的にガレージメンテナンスを受けましょう。
・できるだけ満タンに近い状態でサーキットにお越しください。地元のスタンドは朝早いと開いていない可能性があるので、高速の最後のサービスエリアでの給油をオススメします。
■3日連続走行に関して
・タイヤ残量、ブレーキパッド残量をよく確認して、余裕があればスペアのブレーキパッドを持っていきましょう。サーキットで使いきって、帰り道で困らないように。
・3日連続だから特に何かが壊れるということはありません。タイヤがなくなる、ブレーキパッドがなくなるということはありません。ただし、タイヤ、ブレーキの残量、または整備状態によっては、走行時間を短くした方がいい場合があります。
・途中でオイル交換をする必要はないはず…ですが、ハイパワーのターボ車などで不安な方は、硬めのオイルにするといいかもしれません。耐久レースのようにエンジンの回転数を下げて、常にエンジンを使い切らないようにするのも有効です。コーナリングの練習は回転数を下げてもできます。
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