ツインリンクもてぎが誇るアクティブ・セーフティ・トレーニングパーク(ASTP)を使用する稽古です。スポーツドライビングとは一見関係なさそうな安全運転施設のASTPですが、高い安全性を活かして、普通のサーキットなら一発アウトの挙動を安全に体感して学習することができます。
写真をご覧いただいてわかるように、ウエット路でそれも低μ路です。だからタイヤもブレーキもほとんど減りません。クルマと同時にお財布にもとってもやさしい稽古です。
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ASTP2017の指南
ASTPオーバーステア編の人気が高すぎて、1回だけになってしまったASTPアンダーステア編です。
今年はこの1回しか開催しません。脱アンダーステアしたいみなさんは逃さずエントリーしてください。
ツインリンクもてぎのASTPは、とにかく安全です。この日の最高時速は約40km。しかもツルツル路面に水を撒いて稽古をやりますので、アンダーステアはもちろん場合によってはオーバーステアも出ます。低速で安全にクルマの挙動を鍛錬することが可能です。
その安全な場所でアンダーステアを出します。
問答無用で出してもらいます(笑)。で、そのアンダーステアが出たところが限界です。
アンダーステアは絶対に出してはいけないものではないんですよ。全くアンダーステアが出ない速度なら、それは限界のはるかに下で走っていることになります。それではスポーツドライビングとはいえません。
アンダーステアが出ているときはタイヤのピーク=オイシイところを通りすぎてしまっているとはいえますが、全く出ていないときはタイヤのピークを使えていないともいえます。
アンダーステアが出て、そこが限界だと知った上で、ギリギリを狙っていくことが肝要です。
コレがマイカーの限界、そしてタイヤのコンタクトフィールを把握することにつながるわけです。ふふふ。
というのは訓練された弟子のみなさんが喜ぶ話ですが(笑)、ツルツル路面でマイカーの限界を知ってもらうだけでも非常に重要な鍛錬です。なぜなら経験してみないことにはわからないから。
マイカーがどういうアンダーステアを出すか、あるいはオーバーステアが出やすいということも実際にあります。そういう傾向を把握しておくだけでサーキットはもちろん、一般道(特に雪道!)を安全に走ることにもつながります。
ストイックなドライビング鍛錬にも、スポーツ走行入門にももオススメの稽古です。ヘルメット不要、サーキット用のタイヤもブレーキパッドも不要で、家のクルマでそのまま参加しても大丈夫ですよ。
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ウオーターバリア避け
当日の稽古内容は、低μ路での直線ブレーキ→ウオーターバリア回避と、5種類の変化する路面で構成されたスリパリーコース走行の2種類です。
ウオーターバリア避けは右の写真にカーソルを合わせてみてください。直進で低μ路に進入すると水が出てきます。その水を障害物に見立てて回避するという鍛錬です。
ツルツル路面にブレーキングかつステアリングですから、とってもアンダーステアが出やすいです。ふふふ。
速度、ステアリング、ブレーキ操作の連携がキモで、ABS装着車なら回避できるというわけではありません。
※ウオーターバリア整備中のときはパイロン回避です。 |
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車学入門車座
日本のレースではとかく練習量が重要視されます。確かに走ることは大切ですが、走るだけで上手くなるなら誰でもプロになれます。無理なチャレンジはお金がかかって効率が悪いだけでなく、危険な目にも遭うかもしれません。ドライビングとは、足で走れば時速30kmも出ない人間が、1トン以上の物体を高速でコントロールするという、とってもインテリジェントなスポーツです。この機会に「考えて乗る」を身に着けてみましょう。
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暫定時間割り |
暫定稽古内容 |
10:00 |
ASTP内で集合、教室で受付開始 |
10:30〜11:20 |
稽古前説明&車学入門車座 アンダーステアとスリップアングル
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11:30〜12:30 |
アンダーステア体験(ブレーキ&障害物回避) |
12:30〜14:00 |
昼休み |
14:00〜15:00 |
アンダーステア攻略(ブレーキ&障害物回避) |
15:00〜16:00 |
アンダーステア攻略実践(スリパリーコース走行) |
16:30 |
稽古終了 解散 |
集合時間はクラゴン部屋トップページにアップします。この時間割は暫定版です。
当日の天候、スケジュールにより、予告なく変更する場合があります。 |
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コースの詳細はツインリンクもてぎのホームページでご確認ください。
※エントリー、お問い合わせはクラゴン部屋で受け付けています。ツインリンクもてぎへのお問い合わせはご遠慮ください。
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