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写真を使いたいので、オトコ日記ではなくこっちに書いてみました。


まずレースについて解説しておきましょう。田宮模型主催のレースでマシンは当然タミヤ製。クラスは最新バギーの2WD、復刻モデルのホーネットやマイティフロッグの復刻2WD、ランチボックス&ワルリドウイリー2のビッグタイヤの3つです。

予選は2回、2分のタイムレースで、2分間に多く周回した順に順位がつき、同じ周回のときは早くゴールした順になります。だから、いくらゴールしたときの順位(そのヒートの順位ね)が良くても、周回数が少なければダメです。だいたい何周すれば予選通過ラインかはわかりますけどね。今回は7周でした。

周波数が少ないことから、決勝は予選上位から8〜10台ごとにわけられ、上からAメイン、Bメイン…となります。もちろんAメインが一番うれしいけど、予選で終了ということはなく、全員が決勝を走れます。予選でハイサヨナラのレースもあるけど。

シリーズチャンピオンになるなら、何十人集まろうがまずAメインの8人に残らなきゃいけないから、実車のレースよりも高いハードルがあったりします。

今回エントリーしたのは復刻2WDクラス。去年買ったホーネットです。チーム名はもちろんクラゴン部屋で、ドライバーはオレとなぜかカートの後輩バカバヤシ。バカバヤシは元全日本カート選手権にシリーズで出ていたドライバーで、1回だけメカニックをやったことがあります。1日でタイロッドを3本曲げたオトコです。


14年ぶりに挑んだバギーレースは放送禁止モザイク必至のレース結果でした。うあー疲れた。

2回の予選ヒートはオトコ連発。最後はホイールがブッ飛んで終了! タミヤのスタッフさんが「開発テストでこんな割れ方したことなかった」というほどのオトコッぷりでした。

ついでに「オトコらしいジャンプでした」とも言われました。タミヤ模型からオトコ認定GET!

車検場

予選が2回ともアウトだったため、決勝は目標のAメインからは遠いCメイン。しかも6位(笑)。

ここまで来れば一発勝負! スタートでバババと順位を上げて2位まで浮上! ジャンプ台から着地したところで今度は反対側のホイールがオトコに! 一体全体どーなってんだ(笑)。

コースマーシャルさんや、周囲にいた人たちは「あ〜壊れちゃったね」的な顔をしていて、誰もがリタイヤだと思ってましたが、シフトレバーがなくてもシフトしたオレが、予選と同じトラブルでリタイヤするわけにはいかんでしょ。

ここで大事な仕事をしたのが、ちょうどそこで観戦していたバカバヤシ。「ホイール外れちゃってるよ!」「何とかしろ!」と細かく指示! これがレースの上下関係です(笑)。さすが元全日本ドライバー。割れたホイールを力で無理やりブチ込んで「何とか」してくれました。

そのままホイールが外れないように、ジャンプも飛ばず、コーナーもゆっくり走って、予選と同じ6位でゴール。なんで(笑)?

優勝した人とは2周差で、まさに修理時間の差でした。まあ、Cメインでどうこう言ってもねえ。次回は目標Bメイン!

イロイロな意味でレースを堪能した1日でしたよ(笑)。

そうそう、バカバヤシは予選がなんとAメイン4位! 決勝は5位でしたが、3位を走行する場面もありました。オレ、惨敗! 次回は打倒バカバヤシだな。

決勝は左こんなふうに飛んでりゃ壊れるよな(笑)
高いんですけど〜

タミヤのレースは安いし楽しい!

とかくコンペティションになりやすいレースを、誰でも楽しめるようにしてあります。コンペティションはもちろん楽しいんだけど、その結果参戦費用が負担になっちゃ趣味になりませんよね。

いくら金かけたってジャンプ台でブッ飛んで終わりだから(笑)。

エントリーはこの日だけでなんと100人。翌日は売れ筋のツーリングカークラスなので、たぶん150人、もしかしたら200人は集まっているのかもしれません。そうすると1イベントで合計300人! レースの世界では300人集まるエントリーレースなんてありませんよ。

なんでこれだけ集まるかといったら、エントリー代が無料だから。その代わりレギュレーションではタミヤ製パーツ限定です。でも質は高いし全く問題なっしんぐ。

浅草ROXは最近流行りのショッピングモール(?)みたいなところで、通りがかりの家族連れに対する宣伝効果もバッチリでしょう。エントリー代が無料でもプラスだと思います。

模型の販売を生業にしているメーカーがちゃんとしたアフターサービスをしているから、これだけの人が集まるんでしょう。アフターサービスをするから商品が売れる。当然のことです。

もちろん自分で乗るほうが楽しいです。だけど、いくら楽しくても、サービスが悪くて金がかかれば人は離れるもんです。レースをはじめる人はいなくても、スクールや走行会に行く人がいるのはこういうことなんですね〜。

カートや地方シリーズが消滅しつつあるレース業界は、見習うところばかりで勉強になります。

まだ勉強が足りないので(笑)今後もスケジュールの許す限り参戦します! 目標は年内に表彰台!

復刻4WDもやってほしいな〜。