クラゴン親方のリンクサーキット攻略!!


イってきました福島県はリンクサーキット!

所長など目の肥えた関係者から高評価を受けているリンクサーキットだけど、某研究所の所員である以上、自分で体感しないで面白さを伝えられるわけがない!

っちゅーわけでオレのマイインテRで走ってきました!


オレだって最大10%勾配の登坂車線を持つSUGOで育ってきただけあって、サーキットには相当うるさいですよ。

しかも去年の十勝24時間レースと、S耐最終戦モテギ、どっちも初走行がレースウイークの木曜日という、人から見たらナメきった体制で結果を出してるんだから。

初サーキットの攻略が早いってことは、それだけコースを見極められるってことですな。

そんじょそこらのチョロイサーキットにはクラゴン部屋土俵の資格なし!

心眼で十勝の夜間攻撃を攻略したオレが厳しくチェックするぜ!!

電光掲示板の右からコースインします。
早くも正面に2コーナーが(笑)。

このままラインに乗ると危ないので、まずは右端にコースイン。

すると2コーナー立ち上がりで自然にレコードラインに乗れます。
メインストレートから1周解説!

インテRはなんと4速に入ります。
1コーナーのブレーキングは約70m手前。50m看板の20m手前くらい。そのまんま。

まずは100mを目安にしましょう。

ストレートで4速ギリギリ入るくらいだから、かなりハードブレーキングですよ。
1コーナークリッピング付近はこの目線で(笑)。

これだけ内側を見るくらいタイトってことですな。
1コーナーから2コーナーは直線的に。

2コーナーではしっかり縁石を踏んで立ち上がるべし。

かなり低速のコーナーだけど、普通のアウトインアウトです。
ここから登り区間に入ります。

ふんげー登りの3コーナーは立ち上がりが見えん!
つまり、立ち上がりのラインを想定して進入のラインや速度を決める必要があるってことです。

本来はどのコーナーもそれが当然なんだけどね。

いちいち視界に入ってから反応しても時すでに遅し!
やっと立ち上がりが見えたぜ!
そして先に見えるヤバげな坂が4コーナー
激登り!

3速からのフルブレーキングです。
4コーナークリッピングの目線はやっぱりこんなカンジ。この縁石は乗れるクルマと乗れないクルマがあります。

アシの柔いFFだったらイケルかな。
4コーナー立ち上がり。けっこう狭いです。
3つ目(!)のストレート。

ここも3速に入ります。
右に曲がりながらフルブレーキング!

ちょっとブレイクするリアをおさえるために、カウンターステアをあててナナメにブレーキングすると、超カッコイイです。
そしてやっぱり目線がキてる5コーナー。

すごく登ってて、このコースで一番きつい気がするコーナーです。
5コーナーを立ち上がって久しぶりの全開区間!

バリバリに登ります。
右いっぱいから左〜右の高速S字。

3速全開!
S字のいっこめ。縁石が平らなので、思いっきりカットして直線的なラインにしませう。
S字を抜けたら右に曲がりながら最終コーナーへ。だけど下ってるからコースが見えねえ!
やっと見えてきた。
最終の進入は右の縁石を踏んで直線的に。先の左の縁石ではインにつきません。

ココをちょっと大回りして…
クリッピングポイントを奥にしてストレートの加速を伸ばす!
こんなカンジ
この右側の縁石が最終コーナーの立ち上がり。バリバリに乗りマス。

この先にジャンピングスポットあり。
直線的に走ると自然に左の縁石へ。

コースは曲がってるけど、あくまでラインは直線的です。

この先のストレートって登りじゃなくて、平らだかんね。最終コーナーが鬼のように下ってるってこと。
たった1.5kmのコースでこれだけ高低差があるんだからジェットコースターみたいで最高だぜ!

リンクサーキットはまさに難攻不落。

あまりの勾配にビビルのはもちろん、同じRのヘアピンでも勾配によって速度のコントロールが変わるから、同じ走り方は全く通用しません。

オレだって油断してると突っ込みすぎたりしちゃうんだから。

べスモのビデオでは1速を使ってるので敬遠してる人もいるかもしれないけど、2速でも十分に走れます。体感研究所を読んでる人だったら、2速で決まりだべ。

一番いいのは、1コーナーみたいな突っ込みすぎちゃうコーナーの先が、ちゃんとエスケイプゾーンになってること。

ブレーキロック→即クラッシュにつながるところがひとつもないのがクラゴン部屋土俵にピッタリ!
安全だからいろんなトライをして失敗できる。これは上達する上でとっても大切なことです。

しかもアクセルをバッコーンと踏んでいくS字や、縦Gのかかる(笑)最終コーナーには
オトコの爽快感がある!

関東近郊のコースって、こういう爽快感がなくてさ。だからけっきょくタイムアップだけが爽快感になっちゃうんだよね。それはそれでいいけど、ドライビングってホントはもっと単純に楽しいものなんですよ。

チューニングで買えるタイムに価値はなし!

これがオトコのクラゴン部屋だ!



当日偶然居合せたばっかりにクラゴン部屋リンクサーキットみちのく巡業に参加するハメになってしまった佐々木さん(笑)。

クラゴン部屋はどこでも誰にでも開講します。

写真撮ってもらってありがとうございました。


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